人は感情でモノを買う
先日、Instagramで見ていたブランドがPOP UP STOREをやるということで行ってきました。
いわゆるInstagramでフォロワーがたくさんいて、自分のブランドを立ち上げて・・・という方も最近増えてきていますよね。
とても素敵な方でいつも見ていて気になるお洋服もたくさんあってオンラインで買おうかなーでも素材も気になるな・・・なんて躊躇していた矢先にPOP UPをやることがわかって、たまたま近くで仕事があり予想以上に早く終わったので「行ける!」となって行ってみることにしました。
入店して、洋服を見初めていたら少ししてInstagramで見ていた綺麗な方がいるのが見えました。
基本、人見知りなのでこちらから声は掛けられませんが、その方もスタッフと話したり忙しいのか、何名か商品を見ているお客様はいましたが声を掛けてくれることもなく、私が見ているすぐ横にパンツを戻しに3回いらっしゃいましたが、一度も挨拶も声がけもありませんでした。
Instagramで見てきた笑顔も一度も見ることもできず、少し残念な気持ちになりました。
試着をしようかと思っていたものも、すっかりそのテンションではなくなりお店を後にしました。
デザイナーさんであって、販売員さんじゃないからかな・・・とプロフィールを改めて見てみたり。笑
『人は感情で買い、理論でそれを正当化する』
これは有名なマーケッターのダン・ケネディ氏の著書にも度々お目見えする、有名なフレーズです。
感情で欲しい!となる前に、その感情もどこかへ行ってしまった感じでした。
SNSはとてもよく映るものなのかもしれませんね。
期待をしてしまっていたのかもしれません。
もし自分のお店に訪れてくれたら・・・
どのお客様にも、せめてアイコンタクトでお礼を伝えたい。
名も無いこのブランドに足を運んでくれてありがとうございます。
InstagramでPOP UPをやることを知っていただいたのですか?ありがとうございます。
お礼をお伝えしたい。
と、思いました。
とても素敵なデザインなのにな・・・とまたInstagramで見ています。笑
お店に足を運ばなければオンラインでそのまま買っていたかもしれません。
リアル店舗を経験したために、買えなくなったなんて皮肉な話だなと思いました。
久しぶりの残念体験でした。
ブログにあまりネガティブな話を書きたくなかったのですが、このような経験からも学びがあると思って今日は書きました。
皆さんのブランドでも素敵なホームページ、素敵なイメージを打ち出し、それを見てお客様がご来店されると思います。
その時に残念な思いにさせてしまっていないか、今一度振り返ってみる機会になれば幸いです。
お客様の立場になってこういうことを日々感じること、とても大事だなと私も勉強中です。笑
10件のコメント
髙橋あかな
初めてコメントさせて頂きます✨
透明人間の記事に共感しつつ、リンクでこちらも読ませて頂きました!
私は今2番手として店舗で勤務させて頂いてますが、最近お客様側になったときに体験した事と、どちらもとても似ていました
「自身の接客の時はどうだろう?こんな時期なので特に、感謝の気持ちが伝わる接客ができないとなぁ」と我が身を振り返りつつ、何も買わずにお店を出ました。。
好きなブランドで、オンラインで具体的に欲しいものも決まっていた中でとても残念でした。。
自店のお客様には喜んでいただけるように頑張りたいと思います
素敵な記事を上げて下さってありがとうございました✨
またぜひ新しい記事が出ましたらぜひ読ませて頂きたいです✨
土井 美和
あかなさん、コメントありがとうございます♡
『自分の接客はどうだろう?』
この視点がを持っていることがとても大事なんですよね。
あかなさん、素敵です♡
その視点を持っている方は、ご自身の接客に必ず活かせるので。
時々『お客様になること』を大事にしていきましょうね。
読んでくださって嬉しかったです。
また発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!
Aya
お客様の立場になり気づくことありますね。
土井さん、残念な体験でとても悲しかったと思います…。でも、こうやって発信していただくことで 気づくかた、気をつけようと思う方、たくさんいらっしゃると思います。
自分もそういった思いをお客様にさせない接客をしたいと思いました。今日も元気にお仕事いってきます!
土井 美和
Ayaさん、おっしゃる通りです。
お客様の目線に立ち続けることができる人は接客者として成長していける人です。
私も皆さんにこの目線を忘れないようにお伝えしていきたいと思います!
小松あゆみ
いつも勉強させていただいてます。土井さんのごもっともなご意見とても参考になります。
土井 美和
あゆみさん、ありがとうございます!
さゆり
みわさん、おはようございます。
忙しくても一言ほしいですよね。
私は常にお客様の立場にたつことは大事だと考えてます。想像力を使うことも気にかけてます。ふと、自分の接客はどうだったか?と振り替えることもあります。
こういう内容は勉強になります。
土井 美和
さゆりさん
こんにちは。
ヒトよりもモノに意識が向いているのだな、と感じました。
お客様の立場に立つこと、本当にとても大切ですよね。
お客様としてお買い物をすることも、このような気づきを得る良い機会、日々勉強だと思っています。
Maro
私もお客さん側の立場になると、接客側にいる時に気付けないことを発見します。ネガティブな体験も「人のふり見て〜」でポジティブに考えるようにしています。
一点ご質問させてください。
よくお洋服を見に行くと「声をかけられたくない」という声も聞きますが、接客側として声をかけるポイントやタイミングはありますか?
土井 美和
Maroさん
私もお客様としてお買い物を体験することで、様々な気づきや学びを日々得ています。
お客様のご要望や反応も様々、話かけてほしくないという方もいらっしゃると思います。
表情や動作などの非言語コミュニケーションもとても大切ですので、まずはお客様の目線や動きなどよく見てみてください。